東京サマーランドは、レジャー空間(=“PLACE”)を通じて、訪れたお客様に“ワクワク”を提供する総合レジャー施設です。
私たちはこれまで、秋川渓谷の豊かな自然を活かした様々なレジャーで、いつでも・あらゆる世代に“ワクワク”体験を提供してまいりました。
水にふれて感じる”冷たさ”、渓谷を吹き抜ける“風の心地よさ”、森を歩くと聞こえる“山の音”ーーー私たちは、そんな自然が生み出す “ワクワク”体験を大切にし、多くの人々に共感していただきたいと考えます。
『 “With Nature” 水と緑の冒険リゾート 』は、大自然がもたらす恩恵を”ワクワク“体験として最大化し、今を生きる人々、そして未来を担う子供たちへ還元し続けたいという、今と未来に向けたコンセプトです。
東京サマーランドを取り囲む秋川流域の豊かな自然環境は、私たちに多くの恵みをもたらします。 一方で、豊かな自然はときに猛威(もうい)を振るう畏怖(いふ)すべき存在でもあります。私たちは豊かな自然からの恵みに感謝し、ときに人の手を入れ「守る」事により、豊かな自然との共生が実現すると考えます。
東京サマーランドの水源は、100%地下水(天然水)を利用しており、自社の浄水場で、ろ過・殺菌したうえで園内の飲料水・プール水として利用しております。隣接して流れている秋川には、清流に生息するとされるヤマメや鮎をはじめとした様々な生き物が生息しており、バーベキューや川遊びも楽しめます。
東京サマーランドでは、秋川周辺の豊かな水資源を守る取り組みとして「~秋川と暮らし、共に生きる~」の想いのもと、秋川を清掃・美化する「秋川クリーンアップ」を従業員や地域の皆様と実施しております。
本活動を地域の皆様と一緒に継続して実施して行く事で、身近にある秋川の水生生物や水環境を守り、地域を大切に思う気持ちが育まれます。さらに、あきる野市の観光資源である秋川だけではなく、下流の河川や海を守る事ができると考えております。
東京サマーランドでは、敷地面積の4分の3以上(約100ha)を占める森林において、水源涵養(かんよう)や生物多様性の保全、健全な里山環境創出を目的とした森林整備を実施しております。
東京サマーランドは、サントリーホールディングス株式会社が行う「天然水の森」の活動に賛同し、2014年より同社と協同して、敷地内にある「サントリー天然水の森とうきょう秋川」で森林整備活動を行っております。本取り組みが評価され、2023年には、生物多様性の保全が図られている区域として、環境省より、「自然共生サイト」に認定されました。また森林整備により発生した間伐材で作ったベンチをわんダフルネイチャーヴィレッジ園内に設置するなど、間伐材の有効活用を図っております。 同年以降、東京サマーランド園内に天然水の森の取り組みに関するPRブースを設置し、来園者に向けて森林整備の意義や活動内容の発信を行っております。
面積 | 約81ha |
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協定期間 | 2014年12月から30年間 |
協力団体 | サントリーホールディングス株式会社 |
東京サマーランドでは、多摩地域のスギ・ヒノキ林を花粉の少ないスギなどに植え替える「花粉の少ない森づくり」に賛同し、外部の賛同企業とともに森づくりを進めております。健全な森林を次世代に継承し、地球温暖化防止にも貢献いたします。
協力団体 | 公益財団法人 東京都農林水産振興財団 | 協定締結日 | 面 積 |
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賛同企業 |
富士通株式会社 | 2014.12.1 | 0.73ha |
サントリーホールディングス株式会社 | 2015.4.20 | 0.99ha |
東京サマーランドでは、施設の内装や備品の素材として「多摩産材」を積極的に採用しております。多摩産材は、東京都内の多摩地域で生育し、その地区で生産・認証された木材です。多摩産材の活用を進めることで、森林の整備が進み、結果的に手入れが行き届いた森が育つと我々は考えております。
これまでわんダフルネイチャーヴィレッジ内のドッグランの柵やレストラン「AZEKIRI」店内において多摩産材を活用しておりました。
それに加えて、2023年に東京サマーランド1階エントランスのリニューアルを実施した際には、一部の柱の建材として多摩産材を採用するなど、今後も積極的に多摩産材の活用を図ってまいります。
東京サマーランド・わんダフルネイチャーヴィレッジでは、環境保全に向けた取り組みの一環として、園内飲食店舗にて提供しているプラスチック製消費材を、紙・木製・バイオマス製へと順次切り替えております。また、飲食の提供に伴って発生する廃棄物を再生可能エネルギー発電の発電燃料や再生プラスチックなどへと転用を行う専門の収集業者に処理を依頼しております。
東京サマーランドでは、園内において再生素材を使用した製品を積極的に取り扱っております。2023年には園内で販売する一部のペットボトル飲料の容器素材を再生ペットにリニューアル。環境に配慮した商品を採用しております。
自然環境に配慮した取り組みの一環として、2014年3月にお客様用駐車場の屋根に太陽光パネル3,465枚、総面積13,000㎡、約900kWの発電能力を持つ大型の太陽光発電設備を整備いたしました。発電した電力については、すべて電力供給網へ売電し、周辺地域の生活を支えております。
温室効果ガスの排出量削減を目的として、LED照明の導入などにより環境にやさしい空間づくりを進めております。
これまで、東京サマーランド本館からゴルフ練習場まで照明のLED化を段階的に実施いたしました。
今後も引き続き、各施設においてLED照明への切り替えを進めてまいります。
私たちは「Make You Smile」のテーマのもと、あらゆる社会課題の当事者として、“ともに考え”、“ともに行動”することにより、全てのステークホルダーの今と未来が「笑顔」になるために行動いたします。
2022年3月31日より東京都ドクターヘリ運航事業が開始された事に伴い、東京都と協定を締結したうえで、東京サマーランドを飛行場外着陸場(ランデブーポイント)として提供しております。
東京サマーランド周辺で救急事案が発生した場合に、敷地内のランデブーポイントにて救急車からドクターヘリへの患者引継を行うなど、地域社会に貢献しております。
東京サマーランド・わんダフルネイチャーヴィレッジでは、「チャリティー音楽会」を開催し、文化活動・社会貢献活動を推進しております。
主にあきる野市周辺地域で活動する音楽家にご出演をいただいております。また音楽会の売上金は、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンの災害緊急支援・犬の保護・譲渡事業に売上の一部を寄付しております。
東京サマーランドでは顧客ニーズの的確な把握と、新たなサービスの実用化を目的として、周辺の教育機関との産学連携事業を行っております。
当社女性社員によるプロジェクトチームと実践女子大学生活科学部との連携では、若い世代の発想力に期待し、園内における新たな飲食メニューの開発に向けて検討会や試食会を複数回実施。完成したメニューは、期間限定で園内にて販売するに至りました。
さらに、飲食メニュー以外にも、実践女子大学人間社会学部との連携では、学生ならではの視点から、施設の評価や気づきの声をいただき、運営改善にも取り組んでおります。
東京サマーランドでは、あきる野市の教育支援と環境の将来を見据えた活動に賛同し、あきる野市立東中学校技術研究部に、エコカーの走行練習の場として駐車場を提供しています。また、活動の認知度を高めるお手伝いとして、東京サマーランドで開催しているあきる野市民デーにてPRスペースを提供しています。同部は、部品の作成、塗装、エンジンの作成等を行い、速さではなく燃費性能を競うエコカーの全国大会「Honda エコマイレッジチャレンジ」に出場し、優秀な成績を収めています。
東京サマーランドでは、地域貢献や教育支援を目的として、職場体験や社会科見学を受け入れております。社会科見学では、営業中に心掛けているお客様に対する“安心”“安全”そして“おもてなし”についての取り組みのほか、普段は見ることができない施設の裏側も見学いただいております。このような取り組みを通じて、児童たちに社会に対する興味・関心、さらには、地域への知識・理解を深めてもらう事で社会性を育むお手伝いをしております。後日、同学校の児童より、「いつもは入れない場所を見学出来て楽しかった」「“安心”“安全”を維持するのは大変なことだと知った」等の感想をいただいております。
東京サマーランドの「笑顔検討プロジェクト」では、お客様と働くみんなが“笑顔”になる取り組みを行っております。テナント関係者を含む全従業員を対象に、接客体制の基礎、おもてなしマインドの育成のほか、年に一度、従業員のおもてなし行動を評価・賞賛する機会として、「ベストスマイル賞授賞式」を行い、従業員同士がほめあう文化の醸成を行っております。
「犬の殺処分ゼロ」実現に向けて、保護犬と里親の出会いの場となる「ピースワンコ・ジャパン東京あきる野譲渡センター」を2018年1月にわんダフルネイチャーヴィレッジに併設する形で建設いたしました。
当施設には、里親を待つ5~9頭の保護犬用の犬舎があり、常駐のドッグトレーナーが日常の世話をしながら、里親希望の方に保護犬の特徴や性格などをご紹介し、毎年約40~50頭の保護犬が新しい里親に譲渡されております。